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月曜日
![]() 主人の実家からうれしいお届け物。 ![]() つやつやのジュエリーみたいなさくらんぼ。 ![]() ふたつ並んだ姿がこんなにもかわいいものって他にあるかしら? ![]() 保育園からの帰り道。 ぽってりと雨を含んだグレーの雲が いつもよりもずっとずっと近くに迫ってくる。 雲が落っこちてきちゃうよ。 と空に両手を突き上げて 雲の天井を支える娘のおかげで ぽつりぽつり雨が落ちてきたのは 今夜のごはんがテーブルに並んでから。 ![]() ・豚肉とキャベツの味噌炒め ・ジャガイモのカリカリ焼き しらすのりをぽとん ・ニンジンと小松菜のナムル ・五目豆 ・麦納豆 ・シチュー ・ごはん 火曜日 ![]() 夜の雲。 明るい月の光のヴェールが夜空を包むと 雲もブルーグレーの光を放ち 幻想的な世界を作り出す。 夜の雲を眺めていると 心の中に静寂さが広がり 何かが語りかけてくるかのような気分になる。 夏の夜はまだ宵ながらあけぬるを雲のいづこに月やどるらむ ![]() ・サーモンのパン粉焼き ・蒸し煮野菜 ・かぼちゃのマリネ ・春キャベツのポテトサラダ ・ニンジンと小松菜のナムル ・お味噌汁 ・麦納豆 ・ごはん 水曜日 ![]() 今日はプール開き。 「ぼうしも持ってきてくださいって、先生が言ってたよ。」 「バンドエイドを貼っているとプールに入れないの。」 「ゆあちゃん、まだプールのバッグ持って行ってないんだけど大丈夫?」 うん、ちゃんと買ってあるからね。 そうなんだー。 大丈夫よ。一緒にもう一回持っていく物をチェックしようね。 何度も何度も心配そうに聞いてくる気持ちの裏側は 楽しみで楽しみでたまらない気持ちが詰まっている。 プールもお絵かきも粘土もどろんこ遊びも 楽しいことだけが彼女のバッグの中には詰め込まれていて それをとてもうらやましく思う。 いつから、苦手なこととか憂鬱なことを 自分のバッグに忍ばせてしまうのだろう。 ![]() ・スズキの塩焼き アボカドとトマトのソース ・レンコンソテー ・ブロッコリーといんげんのサラダ ・ポテトサラダのツナマヨ焼き ・かぼちゃのマリネ ・ミネストローネ ・麦納豆 ・ごはん 木曜日 ![]() 雨上がり。 自転車ではなく 手をつないで家に向かう。 いたずらっぽく笑いながら 私の手を離し たったったったったったと走ってゆく娘。 時々振り返っては 私の姿を確認して 安心したように微笑むと また、くるり。 たったったった。 すっかり大きくなったと思ってたけれど 長く長く続いてゆく道の中にいる彼女は やっぱりとってもとってもちっちゃくて その小ささが切ないほどにかわいらしい。 ぎゅっと抱きしめられる小さな体よりも 全てを私に預けている気持ちに 私の心はゆらゆらと揺さぶられるのだろう。 ずっと3歳でいてもいいんだよ。 主人が娘にいう。 え〜なに言ってるの! こんどは4歳になって、そしたら5歳になるんだよ。 無邪気な娘の笑顔を大事にしまっておこう。 ![]() ・お蕎麦 ・天ぷら ・揚げなすと山芋と水菜のサラダ ・きゅうりもみ ▲
by midori0524
| 2008-06-26 23:48
| 夜ごはん
![]() 雨降りの日曜日。 お買い物にもいっていないし。 娘もそんなに食欲はないし。 主人は相変わらず夕食はいらないというし。 なにより、食事の支度のあれこれは どこか遠くへ追いやりたい週末。 思い切り頭の中をゆるゆるとゆるめて 平日とのバランスをとりたいのが 働くお母さんの気持ちなのです。 こんな日の夜ごはんはおかずとスープをひと皿で。 一昨日の残り物のまぐろのたたき。 まだ大丈夫?と思いつつ(笑) アボカドと混ぜ合わせて肉団子に。 小さく切ったアボカド、まぐろのたたき、レモン汁、塩。 そう、ここまではまるでアボカドとまぐろのタルタルです。 それをぺったんぺったんとちいさく丸めたら ぱたぱたと小麦粉できれいにお化粧を。 ポイントはマヨネーズを入れたフライパンで こんがりと色よく焼きつけること。 ほどよいコクで包まれて このままでもしっかりとおいしいひと品に。 今日は、ズッキーニやしめじの入った クリームシチューを添えて おかずスープでいただきます。 ![]() あとは、冷たくひやしたトマトのファルシ。 娘はこんなメニューでも納豆を。 今日はこれでおしまい! ▲
by midori0524
| 2008-06-22 21:09
| 夜ごはん
![]() ごはん、食べたくないの。 という風邪っぴき娘はヨーグルトをちびりちびり。 そんな娘を横目に母はフレンチトーストを食べる。 体力一番。 この前みたいに、簡単に風邪をもらわないように。 なーんてことは建前で ただの食いしん坊なだけだったり。 今日はあっさりめのフレンチトースト。 軽い焼き目のフレンチトーストには メープルシロップではなくて 粉糖を茶こしをとんとんとゆらして振り落とす。 この美味しい世界に粉雪を降らせる仕事。 小さく幸せな気分になる。 そして、ヨーグルトクリームをぽてん。 さんくらんぼのコンフィチュールもぽてん。 さぁ、出来上がり。 娘はまたリビングに広げたお布団でうつらうつら。 そんな姿を見ながら思い出すのは 実家で母が作ってくれたフレンチトースト。 バターのこんがりした香りがたっぷりで ちょっと焼きすぎというくらいに焦げ目がいっぱいついていて もっとべたっとしていてとっても甘いものだった。 不思議なくらいに五感の記憶が鮮明な 幼い頃の食べ物の記憶。 そして、そこには必ずほっとする何かに包まれている 幸せな気持ちが寄り添っている。 娘にもそんなおいしくてほっとする記憶のヴェールが 少しずつ少しずつ積み重ねられていますように。 ▲
by midori0524
| 2008-06-21 17:27
| 朝ごはんとお昼ごはん
![]() ・ハンバーグ&グリルトマト ・ラタトゥイユのグラタン ・スナップエンドウとパスタのバジルソース和え ・とうもろこし ・タコときゅうりとミョウガの酢の物 ・麦納豆 ・キャベツのとろとろスープ ・雑穀ごはん 昨日の残り物ラタトゥイユはチーズをかけて とろり熱々のグラタンに。 ▲
by midori0524
| 2008-06-19 22:21
| 夜ごはん
![]() 赤みの去った空に吹き抜ける風。 全てのものがぐんと色濃い気配を 漂わせる夕暮れの静かな時間。 こんな時間を過ごしているのはひとりでいるから。 昨日、娘を迎えに行ったのだけれど 今度は「とびひ」になってしまったようで 顔や手足に赤い水玉がぽちぽちぽちと。 昨日、一度病院へ行って 塗り薬と抗生物質をいただいて 明日また病院へ。 とびひは登園NGなので あと2日ほど実家にお願いをしてきました。 娘は一晩私と過ごしたので 「ママ、帰るの?ばいば〜〜い。じぃじ〜〜あそぼ〜〜」 と結構平気みたい。 うれしいやら、さみしいやら。 ぎゅっと子供を抱きしめることで 癒されているのは私の方で 子供からの絶対的な信頼感を受け止めることから 子供から絶対的な安心感をもらっているのでした。 ▲
by midori0524
| 2008-06-15 21:55
| 空
![]() 発熱のあと、熱は下がったものの なんとなく残っていた頭痛とだるさが 昨日、今日の清々しいお天気とともに きれいに消えていきました。 すっきりとしない食欲の方も戻ってきて 今朝は久しぶりにしっかりごはんを。 チェックのホットサンド。 中にはアスパラガス、ハム、チーズ、バジルペーストを少し。 食事が取れるようになると 呼吸もしっかりと深くなる。 古い空気が体から出て行って 新しい空気が頭の先からお腹の多く深くまで しっかりと巡っていくのが すーっと感じられてとても気持ちがいい。 今日はいらないものを大処分。 さぁ、がんばろう。 ▲
by midori0524
| 2008-06-14 09:10
| 朝ごはんとお昼ごはん
![]() 子供の服を選ぶときに目がいくのは やっぱりワンピース。 ピンク色とかふりふりとか かわいいイラストたっぷりとか あまりそういうのは好みではなく どちらかというとシンプルなものがいい。 子供はそれ自身がかわいらしさのかたまりなので そういうものの方がずっとずっとしっくりとくるし 子供らしい透明感が引き立つと思う。 あ、かわいい。 と手に取ったのはやわらかいホワイトに ネイビーの刺繍がきれいなワンピース。 早速、この週末にでも、と思っていたのだけれど 昨夜の熱は今朝も下がらず。 いつもならとっくに「おはよー」という元気な声を 聞かせてくれるのだけれど すーすーと深い呼吸をしながら その目はしっかりと閉じられたまま。 ![]() ずっしりと深い眠りの世界に浸っている彼女。 たっぷりと眠るのは体の中で ウイルスとの闘いが行われている証拠。 寝顔を見ながら、頑張って、とつぶやくのでした。 ▲
by midori0524
| 2008-06-06 06:35
| 子供
![]() 久しぶりの青空は光の粒が大きくて 初夏の香りも含んでいる。 ![]() シルバーに輝く光の粒を掴む度に ぐんぐんと広がり 緑色に深みが増してゆく木々の葉が 作り出した大きな日陰の ひんやりとした空気との コントラストが気持ちいい。 今まで、ぐっと小さく身構えていた水道の水も 気づけばその冷たさを手が喜んで迎え入れ お米を研ぐことも 食器を洗うことも 気持ちいいなぁとしみじみ感じる。 こんなところにも 季節の移り変わりが見え隠れ。 もう、6月です。 ▲
by midori0524
| 2008-06-01 22:05
| 空
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