日々の暮らしの覚え書き。
by midori0524
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カテゴリ:本&映画&アート( 47 )
メモ*傷つけるとき

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読んだ本の覚え書き。

  
  人を何らかの形で傷つけることは

  実は、必ず自分を傷つけているのです。

  どんなに平静を装っても

  傷は自分にも刻まれているのです。



肉体的な暴力で傷つけあうことは
滅多にあることではないけれど

言葉で相手を傷つけたり
自分の心の中に湧いてくる嫉妬や怒りの感情は
意外と日常生活の中に潜んでいる。


よく耳にするのは
子供を叱りながら、それが、怒るになり
どんどんいらいらして
やがて悲しさでいっぱいになる気持ち。

よく目にするのは
誰かの悪口を言っているひとの顔が
どんどん美しさを失い
やがてみせる寂しそうな顔。

それは、見ないようにしていた
自分自身の中にある愛せないなにかを
ふと見つめてしまった戸惑いのようにも見える。




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誰かを傷つけても
平和はやってこない。

自分が傷つくことは
本当の心が望んでいることじゃない。


平和な心が欲しければ
クリーンなものを持つしかない。

今、この瞬間に。




そう、やっぱり答えは
外にではなく自分の中。
by midori0524 | 2010-01-28 21:57 | 本&映画&アート | Trackback
その心配事は
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ここ数日、ふとしたとき心に浮かんできたのは
心配する、ということ。
心配しすぎる人のこと。

とりとめもなく
ぼんやりと
そんなことを考えていた。

すると昨日開いた本の中に
ダライ・ラマの言葉。


  解決できることは心配する必要がない。
  解決できないことは心配しても無駄である。




解決できないことは心配しても無駄である は本当にそう。

解決できることは心配する必要がない は
つまり解決できることは心配するのではなく
次の一歩をどう進むのかという
具体的な解決方法を考えて、動けばいいだけのこと。

ただ不安がったり、愚痴ばかり口にしているのを聞いていると
うん、うん、その気持ちもよく分かる。
じゃあ、次、あなたはどうするの? と思う。

私自身にも、改めて。




すてきな言葉に出会えたことに感謝。
by midori0524 | 2010-01-23 05:00 | 本&映画&アート | Trackback | Comments(4)
自分の感受性くらい
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ことりっぷの装丁みたいなデザインに惹かれて
久しぶりに手を伸ばしたのは茨木のり子さんの詩集。

読む度に襟を正されるものを感じ
しっかりと自分の足で立ち
一歩前に進まなくては、と思う。

そして、彼女のどこかチャーミングな雰囲気に
心がゆるりとほぐれてゆく。




自分の感受性くらい

 ぱさぱさに乾いてゆく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて

 気難しくなってきたのを
 友人のせいにはするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか

 苛立つのを
 近親のせいにするな
 なにもかも下手だったのはわたくし

 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにはするな
 そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 駄目なことの一切を
 時代のせいにはするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性ぐらい
 自分で守れ
 ばかものよ

by midori0524 | 2009-12-08 23:14 | 本&映画&アート | Trackback
美しい言葉
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今日買った本は

江國さんの新刊「雪だるまの雪子ちゃん」。
山本容子さんの銅版画が美しい。

青山七重さんの「かけら」。
川端康成文学賞受賞作。
青山さんの作品ははじめて。
はじめての一冊は少し緊張する。





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金曜日の夜は歓迎会。

銀座からの帰り道
タクシーの中でBRUTUSの話になった。

今号の特集は「美しい言葉」。

自他ともに認める文学少女(立派なママだけど)の同僚が
なかなか面白いというので
週末の楽しみがひとつ増えたことを
うれしく思いながら家路にたどり着く。

日付はもう変わっていたが
主人はまだ帰っていない。

いつも通りのことなのに
ひどく裏切られたような気持ちになる。

自分の帰りが遅い日は
誰かにおかえり、と言ってもらいたいという
単なる酔っぱらいのワガママなんだけど。



外の匂いを早く落としたくて
すぐにシャワーを浴びる。

ミネラルウォーターを手に
やっとソファに沈み込む。

あーーーと両腕を天井に向けて伸ばすと同時に
ただいま、と主人が帰って来た。

例のBRUTUSを手に持って!

おかえりなさい!


さっきまでの裏切られたような気持ちはもう影もかたちもない。

欲しかったものを手にした誰かを
おかえりなさい、と迎え入れるのはいいものだ。





村上春樹文学や甲本ヒロト・ミスチルの歌詞の考察や
著名人が亡くなる前に残した言葉や亡くなった人に贈った言葉。

そして、私にとって意外に興味深かったのが
Twitter のつぶやき。

いまなにしてる?の問いかけに
思い思いに発せられる140文字という限られた字数の世界。

それが、美しい言葉の誕生を加速させているとは!
by midori0524 | 2009-10-18 22:42 | 本&映画&アート | Trackback
生活はアート
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 今夜は水瓶座の満月。



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真ん丸のお月様を眺めながら、ジンジャーペールエールでかんぱーい。

明日から10連休の夏休みなのです。
うれしい。



今週、ずっとカバンに入っていた本は
パトリスジュリアンさんの「生活はアート」。

もう、随分前に買った本。

くたくたでよれよれなのは
とても大好きな本だという証拠。

何度も何度もどこででも
ページをめくってきたのです。



久しぶりに手にしてみたら
今の私の日常の中にある想いと
しっかりと重なる部分が沢山。

彼と私のアウトプットされるもののかたちは違うものだけれど
暮らしている実感とその中にある小さな喜びを
自然に感じ取るための心のエッセンスは
同じボトルからぽとんと落とされていることに気づく。


最近、増えすぎたライフスタイル系の雑誌や本や情報。

自分の中にも似たような情報はストックされているので
段々とどれも同じようなものに見えてくる。

なので、もう十分、とあまり手にしなくなったけれど
この本の中にあるのはかたちのあるものではなくそこに流れる想い。

ハッピーな生活は誰かライフスタイルの中にある
かたちをまねすることではなく
自分のライフスタイルへの想いから生み出されるもの。

そして、全てをYESと受け入れるのは
自分なのだということにも気づかせてくれるのです。



文章もリズミカルで楽しくて読みやすい。

特に「じゃがいもよりも大切なこと」
を読むと五感を使って料理をすることの楽しさが
よく表れていて、そうそうそうそう!と
大きく頷きたくなるのです。

もうひとつ、この文章の中に
「グローバル・センス」=「アタンション」という言葉がでてきます。

これは、「気をつけて、いろんなことに興味を持つこと」という意味。

これを持っているかどうかで人生を楽しめるかが決まってしまう
とても大切な感性のこと。

つまり、日常の小さな出来事へ、自分の気持ちへのアンテナでしょうか。





この本で一度リセットされた心地よい気持ち。

生活の中のアートを楽しみながら夏休みを過ごしたいと思います。




 「生活はアート」はじめにより

  アートは、人間と動物を分ける境界線です。
  動物だって同じように、食べたり遊んだり眠ったり呼吸をしているけれど
  動物はアートを作れません。
  動物は人生をただ生きているけれど
  人間はそのただの人生にビジョンを持つことができるのです。

  人間は楽しく暮らすことも出来るし
  つまらない人生を送ることも出来るのです。

  どうせなら、素敵に楽しく暮らしたい。

  繰り返される日常をいきいきと楽しみたいと思います。

  素敵に楽しく暮らすことは、難しいことではありません。
  その気さえあれば、すぐに出来ることです。

 「工夫」という言葉がありますが、生活は工夫です。
  芸術家はいつでも新しいアイデアを提案して、
  私たちの暮らしを潤してくれますが
  私たち暮らしのアーティストは
  自分を楽しませる工夫さえすればいいのです。

  そのためには、毎日の生活の些細な場面で
  自分の好きなものはどんなものなのか
  嫌いなものは何なのか
  気持ちのいいことは何なのかを考えていればいい。


by midori0524 | 2009-08-06 22:34 | 本&映画&アート | Trackback | Comments(2)
リズムを整える
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ゆっくりなペースで「1Q84」を読み終えました。

長い物語を読んだあとは詩集を手にしたくなる。

新しいことばではなく
なんども心に響かせたものを。

見知らぬ世界にどっぷりと浸ったココロを
慣れ親しんだ心地よいリズムとともに
現実の世界に引き戻すかのように。


  私と小鳥と鈴と


  私が両手をひろげても、
  お空はちっとも飛べないが、
  飛べる小鳥は私のように、
  地面を速くは走れない。

  私がからだをゆすっても、
  きれいな音はでないけど、
  あの鳴る鈴は私のように、
  たくさんな唄は知らないよ。

  鈴と、小鳥と、それから私、
  みんなちがって、みんないい。




  お日さん、雨さん


  ほこりのついた
  芝草を
  雨さん洗って
  くれました。

  洗ってぬれた
  芝草を
  お日さんほして
  くれました。

  こうして私が
  ねころんで
  空をみるのに
  よいように。


  
金子みすゞさん。

感性や心の豊かさをなによりも大事にした彼女が
大事な娘を別れた旦那様へ引き渡す前の日に
26歳という若さで命を絶った。


  あなたがふうちゃんを連れて行きたければ
  つれて行ってもいいでしょう。
  ただ私はふうちゃんを、心の豊かな子に育てたいのです。
  だから、母が私を育ててくれたように
  ふうちゃんを、母に育ててほしいのです。
  どうしても、というのなら、
  それはしかたないけれど、
  あなたがふうちゃんに与えられるのはお金であって、
  心の糧ではありません。


夫への遺書に込められた彼女の想い。

読む度にぎゅっと切なくなる。

でも、同時に、彼女の詩に流れるやさしさが
とくとくと流れ出す源に触れる気もするのです。



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さて、今日のバッグにはこちらの本を。


帰りに本屋さんにも立ち寄ろう。

最近読んだおすすめの本。
あったら教えてください。
by midori0524 | 2009-06-18 06:52 | 本&映画&アート | Trackback | Comments(5)
2品で献立。さぁ、ごはん!
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ふたりでの生活が始まった頃、よく参考にしていた本。

有元葉子さんの「2品で献立。さぁ、ごはん!」




あの頃は仕事も今よりずっとずっとずっと忙しかったけれど
彼にはちゃんとごはんを作らなくちゃいけない、と
初の主婦業への気負いがどこかにあって
毎日のご飯の支度に
負担感も感じながら頑張っていたっけ。


そんな時期に

毎日のごはん、メインとサブの2品でいいじゃない?

とさらりと提案するこの本をめくりながら
随分と気持ちが楽になったものです。



2品といってもそこは有元さん。

素材や味付けのバランスが秀逸で
美味しい献立の作り方のコツが分かります。

写真もきれいで、どれもおいしそう!作りたい!
という気持ちになり
簡単なレシピであるものの
華やかさがあるのもさすがです。

マンネリ化した食卓がぱっと彩られる
そんな不思議な献立が並んでいます。





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・アボカドと豚肉のステーキごはん
・ブロッコリーのゴママヨネーズ和え
・トマトのザーサイ和え
・かぼちゃのマリネ
・クラムチャウダー



※アボカドと豚肉のステーキご飯は
 この本を参考に。
 レシピでは牛肉ですが、お高いので豚肉バージョン。
 とっても美味しくて簡単なのでお勧めです!

 お肉、アボカドは一口大に切る。

 お肉は塩こしょう。
 アボカドにはレモン汁。

 ニンニクの薄切りをフライパンで多めの油で 
 軽く色づくまで香りを出し、取り出す。

 そこにお肉を入れて焼く。
 
 ごはんにお肉、アボカドをのせて
 フライパンに残った油にお醤油をたらしたソースを
 さーっとかける。

 あさつきを散らして出来上がり!
by midori0524 | 2007-12-17 12:33 | 本&映画&アート | Trackback | Comments(0)