日々の暮らしの覚え書き。
by midori0524
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カテゴリ:本&映画&アート( 47 )
生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー

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ママの好きなところに連れていってあげる

娘の言葉に甘えて最終日の母の日に滑り込んだロベール・ドアノーの写真展
ロベール・ドアノーといえば東京都写真美術館の壁面にも使われている「パリ市庁舎前のキス」。その作品の前を通って今回の展示へと向かった。

200点あまりの作品一枚一枚の前で立ち止まり、その日常の中に潜む小さなドラマをゆっくりと見つめる。ひと目で微笑みがこぼれたり、息が止まるような感覚を覚えたり。その中に存在する人たちの人生を想うと「人生って意外と悪くないもんだろ。」とつぶやく彼の声が聞こえるような気がした。

知り合いのカメラマンの方が「写真は見たままを写すものではない」と言っていた。そこには目の前に広がる現実の風景よりもシャッターを押すひとの心の目で見たものが写り込むのだと。心の目で見たものは、つまりその人の生きる世界そのもの。何を美しいと感じ、どんな瞬間を愛おしいと思い、そこから何をイメージするのか。そういう目に見えないものが、写真というフィルターを通して光や色彩や雰囲気として焼きつけられ、他者からもその人の生きている世界に触れられることができるのだと思うと増々写真というものに惹き付けられる。

今、東写美では川内倫子さんの写真展が開かれている。彼女の世界も覗きに行きたい。








*おまけ*

結婚つながりですてきなプロポーズ!

http://www.cafeblo.com//celebglobe/entry-c52aa39b31165fb65087fb0d273baf6c.html
by midori0524 | 2012-05-30 21:45 | 本&映画&アート | Trackback
テルマエ・ロマエ
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「古代ローマ人が今の日本にきちゃう映画観る?」って聞いたら
「よくわからないけど行く。老人ホームの映画?」って。

「古代ローマ人」という言葉の響きに一番近い言葉として
娘の中でマッチングされたのは「老人ホーム」のようです。
全然違うんだけど。笑

というわけで、テルマエロマエを観てきました。
娘と一緒に大笑い。面白かった。

外人さんの中でも最も濃い顔の阿部ちゃんがすごいと思う。







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映画の後はお友達に会いにいったり、美しい企画展を見に行ったり、おいしいもので休憩したり。
途中から街中でもらった風船と一緒にぶらぶらふわふわ。風船を持って歩くだけで楽しい。





by midori0524 | 2012-04-29 23:46 | 本&映画&アート | Trackback
写真

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ブランチのあとKちゃんの写真を観にいった。


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ランダムにそして最高のバランスで壁に飾られた写真たち。陰影と光のコントラストが美しい写真とペールカラーの光が満ちたやさしい写真が左右にさりげなくグルーピングされてそこにもひとつの新しい空間ができていた。


ひとつひとつの写真の向こう側に古い古いニ眼のフィルムカメラをじーっと覗き、ゆっくりと丁寧にシャッターを切る彼女の姿が重なる。シャッターを切った後うれしそうに顔をあげて、そしてあまりにも夢中で写真を撮っていたことをちょっと恥ずかしがるように微笑む彼女の表情を思い出して、その様子を写真に撮りたいな、なんてことを考える。


私たちはそれぞれの人の心が映し出す世界で生きていて、そこに存在するものも人それぞれだと言う。他の人の世界を覗くことはできないけれど写真を通して彼女が見つめるやさしい世界に触れることができた気分。

ありがとう。




by midori0524 | 2012-04-25 23:09 | 本&映画&アート | Trackback
セザンヌ展と福田十糸子さんのどんぐり

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2年生になると6時間授業も始まって、その日は下校が4時近くになりました。母はうれしい。
今日はOFFだったので国立新美術館ではじまったセザンヌ展へ。
印象派ということもあるしセザンヌって普通に観たらあまり上手じゃないよね、と以前から思っていたのだけれど「なるほど」という説明を発見。「セザンヌは絵画をビデオテープのように映像化していた」ですって・・・。

1章:初期 → 2章:風景 → 3章:身体 → 4章:肖像 → 5章:静物 → 6章:晩年 と時代ごとに変わってゆく作風に触れながら歩みを進めていくとセザンヌの生涯を色濃くなぞっていくような感覚を覚えました。最後にたどり着いたアトリエの再現と最後に使ったパレットと彼の写真からは彼の息づかいを感じるようでどきり。




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帰りに立ち寄ったのは地下にあるスーベニアフロムトーキョー(SFT)。美術館のミュージアムショップの中で一番好きなのはこの国立新美術館のSFTです。かわいい!たのしい!!
福田十糸子さんの「張り子WORKS」が昨日からはじまっていて、前から気になっていたどんぐりとぴぴっと目が合ってしまいました。きゃー。どんぐりみたいなカタチをしたちいさな顔のオブジェは、カタチも表情も色も全部違っていて、どこかシュールな表情がたまらなくかわいい。見る方向によっても印象が変わってどの子にしようか迷う迷う。。。


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子供どんぐりは上からみる表情がかわいい。


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ママどんぐりは斜め下からみると唇がセクシー。


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同じ方向を向かせたら「さあ未来に向かって!」という声が聞こえてきそう。笑





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伊藤満さんのミモザのオブジェと並べるものをずっと探していたのだけれどこのどんぐり親子がきてくれてうれしい。









by midori0524 | 2012-04-12 23:31 | 本&映画&アート | Trackback
長ぐつをはいたネコ

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公開日に観てきました。あ〜、面白かった〜。
主役の長靴をはいた猫のキザな感じがかわいいくて、帽子をかぶる姿に胸きゅん。笑
と同時に猫丸出しの仕草に大笑い。
とにかくテンポよく、シュールな笑いもいっぱいで、大人の方が隅々まで楽しめるかも。



 
娘用のレンタルDVDは週に一度借りてくるのだけれど最近はまったのは「熱中時代」。
水谷豊演じる北野広大先生が困ったときにする上目遣いが私は好き。笑
ロッタちゃんシリーズ、ブタのいた教室、奥様は魔女とかも面白かったみたい。
自分と同じ小学生とかちっちゃな子供が出てくるストーリーはやっぱり楽しそう。











by midori0524 | 2012-03-27 00:08 | 本&映画&アート | Trackback
尾関立子さんの銅版画展「場所」*DEE'S HALL

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DEE'S HALLで開かれている尾関立子さんの銅版画展「場所」を観に。
静かで力強くて世界。

ベッドの版画を寝室に飾りたくなっちゃった。




*尾関立子・銅版画展「場所」 2012年2月24日(金)~3月2日(金)







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ひとりで美しいものをみたりおいしいものを食べたりすると
余計に誰かのことを強く思うもの。
好きかな 喜ぶかな どんな笑顔が見られるかな 今度一緒にきたいな って。


by midori0524 | 2012-02-28 22:43 | 本&映画&アート | Trackback
大宮エリーさんの「思いを伝えるということ」展

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大宮エリーさんの「思いを伝えるということ」展へ。

 どうして人は、思いを伝えるんだろう。
 そうして人は、思いを伝えないんだろう。

最初の言葉で胸が締めつけられてしまった。

人は毎日毎日、そしてその中の瞬間瞬間に無数の思いを抱いているけれど、その思いの行き先はどうなっているのだろう。
言葉にして誰かに伝えてみたり、言葉の代わりになるなにかで伝えようとしたり、伝えることのほどでもないかなとそのままにしたり、伝えたくても伝えられなくて心の奥に閉じ込めてしまったり。
ときには自分自身にすら伝えることが出来ないこともあるかもしれない。


そんな誰の中にでもある「思い」とそれを「伝える」ということについてのインスタレーション。
すごくよかった。

ボトルに入ったメッセージを取り出して、開いて、読んだときには涙が。
伝えられなかった、伝えなかった思いって誰にでもあるもので、時間が経って忘れてしまったつもりでも、実は色あせることなく心の奥で静かに再び取り出されてるときを待っているような気がする。
いまだから分かるやさしさがそこにはあって、少し切ない色を帯びながら心の琴線に触れてくる。



本も出ています。
でも、やっぱりインスタレーションで、触れて感じて見て欲しい。
近くの方は是非。2/27(月)までです。





自分の思いを伝えることを恐れずにいよう。
思うこと伝えることのもつ力を信じよう。
そんな気持ち。









by midori0524 | 2012-02-16 23:11 | 本&映画&アート | Trackback
ひとつだけ

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マジックツリーハウスを観に。
わくわく、はらはら、どきどき。
そして、ほっとしてにっこりの王道ストーリーに
子供はとても楽しかったみたい。
次はこうなるんじゃないかな、と続編の話が出てくるほど。

私は「しあわせのパン」の予告編で流れた
矢野さんと清志郎さんの「ひとつだけ」に思わず涙。
久しぶりに聞いたこの歌、二人の歌声。
なんてやさしくて切ないんだろう。


  *


最近、パンの焼ける香りとともに目覚める朝が復活。
おいしいけれど食べ過ぎてしまうのが難点。
しあわせな悩みごと。











by midori0524 | 2012-01-22 22:08 | 本&映画&アート | Trackback
「新世界」*中川正子さん写真展

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青山のvalveat81で開かれている中川正子さんの写真展『新世界』へ。


大好きなフォトグラファーの中川正子さん。
昔から彼女の透明感のある写真や雑誌や広告のポートレートを見る度に
その美しい光に満ちた世界に溶け込んでしまいたい衝動を感じる。



一昨年の春に出産をした彼女。
そして、去年の春の震災。

今回の写真展のタイトル「新世界」に繋がる出来事や想いについて
会場の入り口の壁に彼女のことばが書かれていた。
それを読んでいたら自分の内側にあるものときれいに重なった。ぴったりと。
その瞬間、どこかで張りつめていた何かがふわっと緩み
そして、手のひらの中に握りしめていた何かが確信に変わっていった。
そう、そうなんだよ。って心の中でつぶやく。


愛息のサイ君と日常の中にある風景。
特別なものではないはずのにどれもスペシャルだった。
二度と訪れることのない瞬間を全身全霊で愛しているのが伝わってくる。
うまく言えないけれど、そこにはすべてを受け入れる覚悟みたいなものがあって
生きることを感じずにはいられないなにかがあった。



  もう、嘘をつけないよね

って、私の周りの友人たちが最近口を揃えていっている。
それは単純な嘘というよりも、自分の心に嘘をつけないということ。
あまりにも自分の蒔いた種が現実になって現れるのが早くなってきているし
自分の言動に責任を持つという当たり前のことがどれほど大切なのかを
身を以て感じているからだと思う。


その言葉と彼女の写真の中にある愛はとても近しい気がする。







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ギャラリーを出ようとしたらちょうど彼女がやってきて少し話をすることができた。

震災後に彼女は岡山へ引っ越ししたのだけれど
以前の東京で暮らしていた場所が近くだったこともあって何度か見かけたことがあった。
遠目からでもぱっと目を惹くとても美しいひとで
でも、それは持って生まれた容姿だけではなくて
まっすぐな愛情とエネルギッシュな明るさが人を惹き付けるのだと思う。

実際に目の前でまっすぐに見つめられて話をしたら・・・惚れてしまった。笑

本当にすてきな人。







by midori0524 | 2012-01-17 10:01 | 本&映画&アート | Trackback
「ロボジー」と「フェルメールからのラブレーター展」

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マジックツリーハウスを観に行きたいと娘。
主人の週末の予定はどうかな、と娘がメールをしてみたら


  パパはどようびとにちようびもおしごとだから
  らいしゅうの、どようびかにちようびにえいがにいこう!
  それまで、がまんできる?


との返事。

え〜〜〜、としかめっつらの娘だったのだけれど

  じゃあ来週はみんなでマジックツリーハウスを観に行って
  今週はママとふたりでロボジー観に行けばいいよ!

と素早い切り替えと提案でロボジーを観に行くことに。

ロボジー、面白かった。
しかも、思いがけず監督とロボジーが舞台挨拶にやってきて
いろいろな話も聞けたしロボジーの踊りも目の前で見られたし。

あのどこか懐かしい風貌は昔ながらの電化製品のパーツを
組み合わせたようなデザインにしたからなんだそう。
頭は炊飯器を逆さまにした感じ、とか。

おすすめ。


ロボジーのあとはBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
「フェルメールからのラブレター展」へ。

フェルメールの今回の3点の作品の中では
ラピスラズリのブルーが印象的な「手紙を読む青衣の女」が
もともとは好きだったと思っていたのだけれど
実際に目の前で観てみると「手紙を書く女」の
アーミン柄の黄色い服や真珠の質感、
光と陰影との丸みを帯びたやさしいバランス、
そして、はにかむような少し困ったような女性の表情に
とても魅了されてしまった。

混み具合も落ち着いてきたのでこちらも観に行きどきかも。




音声ガイダンスを聞いていた娘の聞き間違いも面白かった。

  この女性はコビトに手紙を書いているんだって!(コビトじゃなくて、恋人です。)

  青い子供の女性がね・・・(青い衣の女性です。)

とかとか。笑






by midori0524 | 2012-01-15 01:20 | 本&映画&アート | Trackback