日々の暮らしの覚え書き。
by midori0524
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こどものことばの覚え方
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子供と毎日向き合う生活の中で
興味深いのはコミュニケーション能力の発達の仕方。

特にことばの覚え方は日々うなることばかり。



3歳半になった娘の最近のことばの覚え方が
いままでと少し変わってきたのでメモ。


日々の会話の中で知らない言葉を
拾い上げる能力は ものすごいなぁと思う。

知らない言葉はすぐに拾い上げて口にするので
彼女のアンテナに新しくひっかかった言葉を
私も拾い上げやすい。




保育園の帽子が小さくなってきたという話をしていたときのこと。


「じゃぁ、無印にいって新しい帽子を買おうか?」

「矢印。うん、矢印で帽子を買う・・・」


どうやら無印のことを知らなかったみたいで
自分の中にある一番近い言葉の「矢印」とマッチングしたらしい。

でも、「矢印」でお買い物、というシチュエーションが
しっくり来ていない様子。

そりゃそうだ(笑)。


「矢印じゃなくて、無印だよ。矢印と無印、似ているねー」



そこから、質問があれこれ始まる。


「無印じゃなかったらどうなるの?」

「えーっと、無印でお買い物しなかったら、ってことかな?
 無印じゃなくてもデパートとか他のお店で買えばいいよ。」

「帽子じゃなくて、靴だったらどうなるの?」

「無印で買えるよ。」

「ハンカチだったらどうなるの?」

「大丈夫だよ。」

「ニンジンだったらどうなるの?」

「ニンジンは無印では売っていないから八百屋さんとかスーパーで買うね。」

「お魚だったらどうなるの?」

「お魚もないよ。お魚ならスーパーだね。」

「ママじゃなかったらどうなるの?」

「ママじゃなくても無印でお買い物できるよ。パパでも大丈夫。」

「今日行くの?」

「今日はもう遅くて行けないからお休みの日に行こうね。」

「歩いて行きたいんだけど。」

「歩いてはいけなから、駅までいって電車に乗っていこう。」

「うん、わかった。」



こんな感じの質問がだーーーーっと続く。

それに答えながら
彼女が知らない言葉に対して
具体的なイメージを固める手順が見えて
なかなか面白いなぁと思う。

無印には帽子とか靴とかハンカチが売っていて
ニンジンとかお魚は売っていない。

スーパーとはちょっと違うらしい。

家からは少し遠くて
パパでも行けるところ。




感心するのがこんな風に会話した内容は
完璧に覚えていて
再び「無印」という言葉が出てきたときには

「お休みの日にいくんだよね。今日はもう暗いから行けないよ。」

とか口にする。


こんな風に今までは日々繰り返される会話の中で
自然に身につけていた言葉に対して
しっかりとイメージを固める作業を
自ら行って覚えるようになっているようです。






大人なら知らないことに対して
「それは何?」とただ聞くだろう。

子供がそれをしないのは
きっとそれに対する大人の答では
十分に納得できないからだと思う。

経験も知識も圧倒的に少ない
子供の心をイメージすると
何?に対する大人の答えは
全く答えにならないのかもしれない。


真っ白い状態から言葉を覚えるのってどんなだろう。

英語が全くできないのに
いきなりアメリカに住むような感じ?

いや、会話だけでなく心に浮かぶ気持ちをあらわす
母国語自身を持ち合わせていないのだから
全く次元の違うものなのだろう。

そう思うと、子供の質問にはそれ以上のエッセンスを加えて
豊かな答えをプレゼントしたいものです。
by midori0524 | 2008-05-14 12:17 | 子供 | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2008-05-15 16:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by midori0524 at 2008-05-16 08:52
子育てほど見聞きするのと実際に経験して感じることの
違いが大きいものはないと思います。
以外に親になるとすんなりできてしまうし
それをしないと子供のなかの大事なものが
きれいに育たないのがわかるので
出来る出来ないではなく、やらねば!となるのかな。
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