日々の暮らしの覚え書き。
by midori0524
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想い出メモ*しあわせなこと
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2006年4月5日

娘の保育園生活が始まりました。

入園式の後。

先生に向かって
「せんせー」となぜか声を
かけていた娘。

彼女の中で
いつのまにか
「先生」の定義が
出来上がってることに
少しびっくり。


「先生と遊ぶ人〜」

「はーーい」

とまだまだやる気満々の様子でした。





気づけばもう8時。

背中には大きなリュック。
あたまには自転車のヘルメット。
いつもと少し違う自分の姿も
嬉しそうに鏡の前でチェックしています。

では、出発しましょうか。




保育園に着くと
急に表情が険しくなる娘。

ひとりで遊んでいる
子供たちの姿を
怪訝そうに
じーーーっと見ています。


「ひょっとして、あたちも・・・?」





朝、子供を預ける前に
親もやることがいろいろあります。

決まった箱や場所に
おむつや着替え
汚れ物を入れる袋
などをセットしたり
お布団にシーツを掛けたり。


準備をしている私の横で
少し安心して遊び始めた娘。


夢中になっているその隙に
そーっと離れて
出て行こうとしたその瞬間
「ぎゃーーーー」と
号泣しながら走ってきました。


先生はすかさずぎゅっと抱っこ。



顔をぐしゃぐしゃにして
両手を思い切り差し出す姿。

激しい泣き声。

そして、先生の
「そうだよね。お母さんがいいよね。」

という言葉を受け止めながらの
最初のお別れになりました。





初日の今日は12時にお迎えです。

3時間と少しの間
掃除をしたり
本屋さんへ行ったり。

子供が泣くことは
当たり前のことだし
仕方がないことと
割り切っているはずなのに
お腹のあたりがごにょごにょ。

いろんなものが
ぼやんとしたまま
お腹のあたりで
渦巻いています。

このもやもやは
私の気持ちなのか
娘の気持ちが
伝わってきているのか。



そんな事を考えながら
お迎えの時間になりました。




あの後ずっと泣いていた娘は
ごはんも食べずに
眠ってしまっていたところでした。

先生に抱っこされて
出てきた娘。

私の顔を見るなり
朝、お別れをしたときの姿に。



でも、朝と違うのは
すぐに私がぎゅっと
抱きしめて
あげられるということ。

そして、
娘の笑顔が
すぐに戻ってきたということ。




「えへへ、いっぱいないちゃったの。」

私の顔をしっかりと見上げ
少し恥ずかしそうな顔を見せるのでした。





娘と離れている間の
お腹のもやもや。

これはやはり私のもの。




今まで私の手の中に
完全にいた娘。


私の作ったものを食べ
私の知ってる絵本を読んで
私の教えた言葉を話す。



そんな世界に
安心しきって
ひたっていたのは
私の方なのです。


私の知らない娘の時間。


いままでほとんど存在しなかった
その時間をきちんと
受け止めなくては
いけないのは
私の方なのです。






昨日、お風呂の中で
娘にこんな話をしました。


 ゆあはすごく幸せなんだよ。

 今まではお母さんと
 一緒にたくさんたのしいことを
 してきたよね。

 これからは
 先生やお友達とも
 たくさんたのしいことを
 してゆくんだよ。

 お母さんの知らないことも
 ゆあはたくさん
 おぼえてゆくんだよ。

 いいね。
 たのしそうだよね。

 お母さんにも
 いろいろと教えてね。

 そして、お母さんが
 ゆあを大事にする気持ちは
 いままでと変わらないんだからね。



おもちゃに目を落としながら
「うんうんうん」と
軽く返事をする娘。


私の知らないことを
笑顔で話してくれる日は
そう遠くはないと思います。







by midori0524 | 2011-03-31 23:56 | 子供
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